経営TOPよりメッセージ

MESSAGE

経営TOPよりメッセージ

「100年企業を目指す上で」

我が社は創業以来、トラックによる陸上輸送を中心に、日本の経済成長に歩調を合わせる形で歩んで参りました。その過程ではオイルショック、バブル経済の破たんや世界的不況など、時代とともに変化する経済や社会情勢に揉まれながらも、多様化する物流ニーズに懸命に応え続けることで、お客様の経済活動のみならず、地域社会のライフラインをも支える基盤産業の一員として成長して参りました。

近年では、これまで長い年月で培ってきた国内の輸送事業やロジスティクス事業を主力としながら、一方で企業の尚、活発化するアジア進出に伴うサプライチェーン上にあるニーズを求めて国際物流に進出する等、我が社のグローバルな新たな挑戦が始まっています。時代に変化が生じるのだから、我が社はその変化を恐れず、柔軟にそして果敢に新市場を開拓できる企業でなければならないと思っています。

このような我が社が安定した成長をもって企業経営を行い、100年先も継続していく企業になっていく為に、大切なことは何でしょうか?私が思うに、どのような人材を獲得するか、そしてその人材をどのように成長させていくのか、この2点に尽きると思っています。

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「NEXUSグループの企業価値」

NEXUSグループの企業価値は、変化し続ける社会の多様なニーズに応えられるビジネスモデルを探求しつづけ、物流を通じて新たな価値を提供し、企業価値の向上と人や社会に貢献する企業であり続けることを目指し、豊かな社会づくりに繋げていくことです。

この価値を確かな価値として確立させる為の一手として、これまでの物流事業領域に「Three K Vision」と称した試みを事業ポートフォリオに組み入れ、

  • 1環境保全に繋がる物流事業領域

  • 2健康に繋がる物流事業領域

  • 3高齢者福祉に繋がる物流事業領域

の3分野で新たな価値を創造し、各事業の更なる成長と拡大を目指しています。

「人財・人材・人在・人罪・人災」

当然ですが、NEXUSグループにも様々な職種があります。ドライバー、運行管理者、倉庫管理者、システムエンジニア、営業、管理、その他多岐に渡ります。どんな職種であれ、NEXUSグループの社員として、共通して期待する人材、それは「人財」であることです。

「2-6-2の法則」というのをご存知でしょうか?所謂会社組織での、社員タイプの社員比率を示すものですが、最初の「2」が会社の運営をリードする2割の「人財」、中間の「6」が一先ず与えられた仕事をしっかりとこなしていく6割の「人材・人在」、最後の「2」が足を引っ張ったる、2割の「人罪・人災」と言われています。当社は出来るだけ多くの社員を人財に育て、「2-6-2」ではなく「3-6-1」、或いは「3-7-0」を目指したいと思います。

社員たちを見ていて思うに、物流に必要な様々な引出しを体得し、「私は我が社で何をしたいか」と真剣に考え、確固たる情熱を持つ社員程、当社にとっての「人財」であることが多いようです。

このことから、入社して暫くは配属された部門での仕事に取り組んで頂き、物流現場で多くの経験をして頂きます。実力の付いた社員には、最大限本人の希望も加味した人事異動を行っています。ドライバーから通関士になった者、倉庫管理から海外駐在員になった者等、このような異動も珍しくないのが我が社の特徴ですし、そこに年齢・学歴・性別などのハンディもありません。

自身のやりたいと思う仕事を多少の失敗をしても追いかけて欲しい。正面から取り組み続けてほしいと私は思っています。そんなマインドで仕事に向き合っているうちに、必ずNEXUSグループという組織を楽しむことが出来、また大きな成功体験を得られるはずです。

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最後に—

物流において価値とは何か。決まった形はありません。
一人ひとりが現物である貨物を手にどんな想いで届けるか、或いはどんなアイデアで物流スキームを書くか、どんな効率化を提供するか、こういったことが重なり、連携して1つのサービスとして、物流の価値に直結していきます。NEXUSグループはこの価値を追求していきます。

私たちが作り上げた価値で、お客様に或いは地域社会に恩恵を感じてもらえれば、これに勝る喜びはありません。決して簡単ではありませんし、辛いこともたくさんあります。しかし、その分のやりがいや達成感も大きく、心地よい緊張と喜びを感じることと思います。

『 あなたの意思をかたちに 』